Filed under カーメル,モントレー(地域)
いわずとしれた映画俳優のクリント・イーストウッドは、カーメル市の市長をつとめたこともあり、レストランだのゴルフ場だのの経営で、今でもこの地の超有力者であります。ウチの娘がクリントイーストウッドの4番目の奥さん(結婚はしなかったらしい。女優のフランシス・フィッシャー)の娘のFちゃんと同じ学校の同級生で、仲良し友達ではないものの、仲良し同士がつながっていたりして、たまにいろんな場面で合流することがあります。(最新の奥さんとの子も7歳で同じ小学校にいる(笑)すげえ繁殖力だよな)ついこの前の日曜日は、カーメル高校のグラウンドを使って小学校の運動会モドキがあって、観客席に座ってて、何気なく友達のお母さんを探そうと後ろを振り返ったら、真後ろにクリント・イーストウッドが座っててビックリしたり、昨日も小学校のイベントに現れたとかで、わしら一般人には一番身近なハリウッドとなっているわけだ。面白いのは、世界的に有名なハリウッドスターがウロウロしているというのに、取り巻きもなければ、そこがパっと明るくなるような華もないこと。親も子供も、誰一人してサインをもらいにいったりとか、写真をとったりしてる人がいないしね。運動会の観覧席にいるクリント・イーストウッドは、ちょっと背の高い普通のじーさんで、まったくスターという雰囲気はなかったっす。
さて、このクリントじーさんですが、わしは個人的に好きじゃないのです。
市長になってカーメルの自然と生活を守ったというのだが、すごい保守派で、超金持ち(つまり自分たち)が富を守れるように優遇されるように取りはからったこと。カーメルの町中にある自分の所有するレストラン(Hog's Breath Innだよ、絶対いかねーよ)を、モールとオフィスビルに建て替えるというのを市が許可しなかったため激怒し、市長になってから、この反対した人たちを解雇したっちゅー話も有名。それから自然保護をかかげてクリントじーさんが守った森は、今度はじーさん自らそこのゴルフ場の開発に乗り出してるというではないか。つまり後で自分で開発に関われるように、当時自分に関わりのなかった開発には反対したというわけだ。わけわからん。開発にさらされているのはモントレーとカーメルの間にあるモントレー松(ラジアータ松?)の森で、ここの独特の気候ならではの生態系が維持されている貴重な森っす。モントレー半島の環境保護団体は、この開発を"slow-motion ecological train-wreck" と呼び、国の環境保護法に反すると訴えました。この訴えを通すのは一筋縄ではいかないだろう。なんたって相手はダーティ・ハリー(笑)それにアーノルド・パーマーやらのゴルフ界の大物たち、財界の金に目の眩んだやつがわんさかおる。
カーメルといえば、クリント・イーストウッドが元市長なんて紹介されて、なんだかステキ〜って感じだけどさ、とんでもねえっす。あ、もちろんね、昔ながらのカーメル住人はいっぱいいるのよ。こういうすてきな町が、ああいう欲にまみれたヤツらの手中にあるというのは悔しいこったなあと思ってよ。
追記:
おっと、書き忘れていたことがあった。イーストウッド氏は、カーメルの音楽教育のために多大な、それこそケタを数えてしまうようなスゲー額の寄付金をしてくださっております。ウチの子供たちも大変な恩恵を受けておりますですm(__)m
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