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カーメルの友人が先月モントレーで参加してきたイベントの一部がすごく興味深くて、そのビデオがネットで公開されたっちゅーんで紹介してくれました。
神経解剖学者ジル・テイラーさんが、ある日脳卒中の発作を起し、左脳が損傷されていく過程体験を話しています。脳を研究してる人が、脳の損傷によって言語とか行動とか視覚とか感覚など、いろんなことがどんな風に影響していったか、実体験したわけ。右脳と左脳の役割分担がすばらしい。もちろん両方の脳がバランスよく機能していることが不可欠なわけだけど、今の時代は思いっきり左脳社会。右脳の特性が十分に発揮されていないようです。今、この瞬間から、右脳的な人が増えれば、もっと世界は穏やかに平和になるかも?!
テイラーさんの話の中で特に印象的だったのは、自分と外との境界線が消えてしまうというところ。瞑想したりチャンティングをしたりすると、時々他人や外との境界線が曖昧になる感覚(自分という境界線が薄くなって大きく広がるカンジ)に襲われることがあって、つい一昨日だったか、瞑想教室に通っている友達のブログにそんなコメントしてきたばっかりだったので(NUM NUAN/瞑想教室)、プチ・シンクロです。左脳は「今」を過去と未来に繋げて反応し、体験したことを学習したりとか、機能的理論的に日々人が普通に生きていく上で重要な役割を果たすわけだけど、同時に「今、ここ」を失いがちになってしまう。右脳は外との境界線のない「わたしたち」という感覚を体験されてくれるけど、左脳が「私が、私は」と反応した瞬間に、エネルギーの流れから隔離され、一体の孤立した人間になってしまう、とテイラーさんは話しています。
瞑想のときなどにちょっとだけ味わえる境界線が薄れていく感覚は、右脳が一役買っていたわけか。境界線がなくなれば、どんどん自分が広がっていき、わたしがあなたになり、わたしが宇宙そのものになるんだろう。そんな体験をした人はもう争わないし,悩まない。全ては完璧で美しく、「私」や他人やソレやコレなどの個別のものは消えて、ひとつになるんだね。
ビデオで英語を聞き取るよるも、読むほうがラクという人はこちらのトランスクリプトをどうぞ。
ジル・テーラー博士:
神経解剖学者。ある朝、脳卒中の発作に襲われる。発作中自分が体験していることが、脳科学者として最高の研究材料であることを認識、脳機能が運動、スピーチ、記憶、自己認識...と、ひとつひとつシャット・ダウンしていく過程を観察した。その後無事生還し、リハビリを乗り越え、発作から8年後に社会復帰。以来、脳卒中や脳の損傷からの回復のためのスポークスマンとなる。脳卒中の発作は彼女の左脳を破損したが、同時に右脳からの創造的なエネルギーの激流を引き起こした。現在は、インディアナの自宅から、ハーバード・ブレイン・バンクを代表して全米を駆け回る。内部から自分の脳を研究するというチャンスを得た脳科学者。ウエブサイト:http://drjilltaylor.com/
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