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生意気なガキんちょ発見!ラフマニノフ大先生の「交響的舞曲@2台のピアノ」をヤっちゃってます。
まずは、旧ウエブサイトFrigid Heightsに掲載した日記を引用します。
2002年5月15日
今わたしがヨロコビで鼻水たらしながら聴いているのが、「交響的舞曲 Symphonic Dances Op.45」っちゅーやつで、ラフマニノフ67才のときの作品。彼が若干ハタチのときに作曲した「幻想的絵画」も大大好きだけど、この67歳のときの作品まで大好きという、これまたすごい幅でして(笑)わたしはどんな位置のラフマニノフも好きなんだろう。彼は1943年に69歳で亡くなっていて、これはラフマニノフの最後の大曲。もう体力は限界にきていて、コンサートのためのピアノの練習、作曲などで、夜には目が見えなくなっていたということですだ。
1曲目のノン・アレグロ「真昼」は3パートに別れていて、緊張感のあるハ短調からゆっくりした嬰ハ短調に変化していって、んで再び緊張感のあるテーマが登場、そして曲が終わるころには別のテーマが登場して“静”になっておる。たまんねえっす。 2曲目のアンダンテ・コン・モート「黄昏」は難しい 6/8拍子のワルツで(笑)「死の舞踏」のイメージで作られたらしい。なかなか不吉なカンジの曲...。3曲目のレント・アッサイ−アレグロ・ヴィヴァーチェ「深夜」は、1曲目と同じ3部構成になってて、両側の部分はヴェスパーみたいなロシアの正統風の音楽を引き継いだ香りがプンプンするっす。ものすごくカラフルな印象があるオーケストラver.も、2台のピアノver.もそれぞれ味わいがありますが、わたしが日々鼻水たらしてるほうはピアノver. の方です。
で、この曲、2台のピアノの為の曲(素敵なオーケストラバージョンは後に編曲された)は、先のYoutubeのコメント欄にも登場しているように、巨匠ホロヴィッツに弾かせようと作った曲というエピソード付きで、ラフマニノフ自身のピアノの超人的なテクとこの曲の持っている世界を思えば、とてもとても子供が扱うような曲ではない。ビデオの子たちのピアノ、確かに叩きまくりの感があり、ミスタッチも多々あり(あら探しじゃー)特に嬰ハ短調の狂おしいほどに切なく美しい部分に関しては全く心臓に刺さってくるものがなく、そこからテーマへ戻っていくときの見事なまでのトランジションもいつのまにか終っているカンジで、まだまだ未完成ではあるのだけど、それにしても、ここまでやってのけるとは見事としか言いようがないです。ああ、びっくりした。
この曲のオーケストラバージョン、いつだったか東京でデュトワ指揮のN響の定期公演に行ったっけ。ピアノにはない迫力で、パーカッションとかコントラバスとか、グラウンディング系の直接カラダに響くような音の印象が強かった記憶があります。そんときのブログが消えちゃったので、感想が残ってないのが残念。サン・サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番と抱き合わせ公演で、好きな楽曲二つでお得なコンサートでした。もう一曲はなんだったけ。ストラヴィンスキーのバレエ曲だったかも。ヒジョーに幸せな一時でした。
さて、交響的舞曲のお気に入りのCDです。どうやらワシの愛聴版はなくなってしまったらしい。でも、多分同じ演奏を納めたCDが一曲違いで入っているので、それも仕方ないな、と。「音の絵op.39」以外は全て同じ収録で、もの凄く残念なのが、めっっちゃくちゃカッコイイ「コレルリの主題による変奏曲」がナイことだ。たまらん抱き合わせだったのに、なぜアレを外す!?!コレルリのラ・フォリアの主題を使った変奏曲はカッコ良過ぎてこれだけで記事がひとつできてしまうので、ここではグっと堪えて触れないようにいたします。演奏はやっぱりアシュケナージ先生でして、2台のピアノのパートナーはプレヴィンさんです。御両者とも(指揮者でもあるわねえ)ラフマニノフは得意だし一貫して安心して聴いていられる必携版っす。
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