Filed under アメリカ
熱は37度台で落ち着いたが、今度は腹痛と下痢に苦しんでいるので、やっぱり娘をもう一度お医者に連れていきます。出発前に一言。なんだか思い出したら腹がたってきたので、ちょっと独り言。
某家族が肝臓の治療をするのに、最初保険がすべてカバーするという話だったので開始した。ところが治療を開始した後で「やっぱりその治療薬は保険の対象外」と話をひっくり返してきて、1万ドル以上の請求をされ、心臓が潰れる思いをしたことがある。毎月700ドル近くの保険料を払っていたときの話だ。健康の維持は本人の健康管理の問題なので、健康保険をアテにして簡単に病気になられても困るっちゅーのは保険会社のいい分らしい。まったく何のための健康保険だか、まったくわからん。思い出すとはらわたが煮えくりかえる出来事でした。
今のアメリカ社会って、ひどい経済格差じゃん。昼夜必死に働いて、それでも貧乏どん底の世帯が山ほどいる。こういう人たちには単純作業の仕事しかないから、給料も最低賃金で今時信じられないような時給が支払われている。もちろん健康保険なんてこういう人たちには無関係だ。昼夜寝る時間も削って、休日もなく働き、安いバーガーキングの60セントだかのハンバーガーを常食する。これで健康管理なんてしてる余裕はないだろうっての。ストレスだって溜まるさ、アル中になったりドラッグに走って現実逃避しても不思議はない。子供だって道を踏み外すよね。
健康保険なんて便利なものが簡単に手に入ると、人々はますます自分の健康管理をしなくなるらしい。もちろん金持ちの中には、飽食で成人病なんてのも山ほどいるのだが、金持ちで健康保険もしっかりある人のほうが、ジムに通って運動したり、高いオーガニック食品で健康的な生活、シンプルで美しい余裕のある生活を送っていたりするもんだ。だいたい、今の時代、どん底の低所得者世帯の人に健康管理しろったって無理な話なわけよ。
子供の父親が奨学金で学生をしていて、わたしの微々たる収入で家計をまかなっていた時、生活保護の申請をしてみたことがある。家族5人を養うにはまったく不十分だったわたしの収入が「多すぎる」そうで、メディケイド等の福祉系保険には加入できず、フードスタンプ等の援助も一切受けられないことがわかった。つまりアメリカでは、ほぼ無収入でなければ福祉保険等の恩恵は受けられない。仕事全部やめようかと思ったよ(笑)ちなみに当然ですが、猿ブッシュになってから、こういう状況は悪化しましたっす。
ところで、日本でも経済格差が大分広がっているようですな。どんなに働いてもビンボーという世帯が増え、若い人はちゃんとした就職先もなく、会社は保障もボーナスもなにもないバイトばっかり雇うそうです。アメリカの悪いとこばっかり見習ってるよな、日本。
ほんでは、何年かぶりにゲットした健康保険の恩恵をうけて、これから病院に行ってまいります。
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